BMW iブランドで四輪の電気駆動にアプローチするBMWが、モトラッド(二輪)においても革新的な電動バイクを提案・発表しています。
エンジンモデルの発売も間近なBMWのビッグスクーターですが、電動バイク『BMW C エボリューション』もスクータースタイルを採用しています。その特徴をまとめると、以下の9つ。
1.水冷オルタネータとスイングアーム、歯ベルトと遊星歯車を介した革新的な電気駆動
2.最高速度120km/h、航続可能距離100kmを実現
3.定格11 kW、最大35 kWのハイパワーモーター
4.四輪車とシナジーしたシステムによる効率的な充電
5.8kWhの大容量・高電圧バッテリーは革新的な空冷式
6.ABS付きブレーキシステムや軽量タイヤの採用
7.低重心化による機敏なハンドリングを実現するハイブリッドシャーシ
8.多機能TFTメーターやLEDデイタイムランニングライトなどの電装品
9.ユニークなカラーコンセプトとデザイン
外観のイメージはC600などのBMWスクーターと共通ですが、バッテリーケースをメインフレームとしてしまう構造は、エンジンモデルからの発展ではなく、電動専用モデルとして開発されていることが伺えるもの。また四輪車と同じ充電設備が使えるというのもインフラの面で合理的な判断といえそうです。
(山本晋也)
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