人気のメルセデス・ベンツAクラスの増産が決定!

マーケットにアタックする意味が名前に込められているという話があったほど、アグレッシブなフルモデルチェンジを果たしたメルセデス・ベンツAクラス。

そろそろ日本のメディアでモータージャーナリスト諸氏によるインプレッションが掲載されるタイミングですが、はやくも増産という声が聞こえてきました。

2012年9月の発売を前にして、すでに4万台を超えるオーダーを受けているというAクラス。現在、ドイツ・ラシュタットの工場ではフル回転でAクラスを製造しているということですが、それでも足りないということ。

この人気に対応するために、フィンランドのサプライヤーであるバルメット社とAクラス生産について契約を結んだということです。これによりバルメット社は、2013年から2016年までの間に10万台以上のAクラスを生産する、ということです。

レーダーをつかった衝突防止システムなどのアクティブセーフティ機構を標準装備するというAクラス、やはり次世代コンパクトの新スタンダードとなろうとするコンセプトが、評価されているのでしょうか。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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