この夏、新東名を走る上で気をつけたいこと6つ

夏休みも始まり、お盆も近くなりました。4月14日に開通した新東名高速もまた賑わいを見せると思いますが、SAやPAハ散々紹介されているのでここでは新東名を快適に走るために気をつけたいことを確認したいと思います。

「サービスエリアの渋滞に気をつけよう」

新東名の各SA、PAは、施設が充実しているため、たんに休憩するだけでなく観光スポット化しています。そのため全体的にSA、PAは混雑気味となります。特に御殿場JCTから最初の駿河湾沼津SAは駿河湾と富士山を見ることができるため、平日でも混雑度高し。
駐車場は施設手前に小型用、施設の先に小型、大型用が設置されているので、手前の小型用を避けて奧に進んだ方が車を駐車しやすいです。
またガソリンが少なくなった際、給油のためにSAに立ち寄ろうとして流入渋滞に巻き込まれる可能性も高いので、給油は早めにしておいた方がいいかもしれません。

「ガソリンスタンドはセルフです」

高速道路のガソリンスタンドと言えばフルサービスが当たり前でしたが、新東名のガソリンスタンドはセルフになりました。今は街中のスタンドでもセルフが多くなっているので問題はないかもしれませんが、セルフの経験がない人はご注意を。と言っても全然難しいことではありませんが。

「料金所もセルフサービスです」

ETCが普及したこともあって、インターチェンジの一般車レーンは無人化されました。で、この精算機なのですが、かなり近づかないとこんな風にドアを開けて身を乗り出さないといけませんので、ご注意ください。

「EV充電スタンドやITSスポットは完備していますが」

新東名のSA、PAには電気自動車やプラグインハイブリッド車を充電するためのEVスタンドや、ITSスポットが完備しています。しかしご覧の様に、まったく関係ない車が堂々と駐車していることがありますのでご注意を。特にEVの人にとっては結構深刻な問題になってしまいますので、対策を講じてもらいたいものですね。

「新規開通道路なのにスマートICがあります、が」

スマートICと聞くと従来からあるSAにETC専用ICを追加したという印象なのですが、新東名にも静岡SAと浜松SAにスマートICが併設されています。
このスマートICですが、ここから高速に乗った場合SAに入ることはできません。

特に下り線浜松スマートICを利用した場合、新東名のSAは現時点では利用不可能ですのでご注意を。

「ついついスピードが出てしまうので」

開通前は制限速度140km/hになると言われていたほどなので、新東名は非常に走りやすい反面、全体的に平均速度も高めになっています。そして現時点ではオービスは設置されていない(※注:その後設置されています。詳しくはこちら「新東名にオービス登場! 下り・長泉沼津IC手前に設置!! 確実なリスク回避を!!!」https://clicccar.com/2013/06/07/222146/)のですが、その分パトカーによる取り締まりが強化されていますので、くれぐれもご注意を。
(ぬまっち)

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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