つまりは、新型ティーダは日本で発売されない!? どうして????

姉さん、事件です。

こちらでも紹介しているように、新型ノートは「ティーダのポジションまで担う」のだそうで……。憶測でもなんでもなく、これは確定事項のようですね。日産のニュースリリースにも

尚、同車は日本において、現行「ノート」と現行「ティーダ」の幅広いお客さまをカバーするモデルとなります。現行「ティーダ」で高い評価を頂いている広々とした室内や上質なインテリア等を受け継いでおり、更に最上級グレードのMEDALISTは、質感の高いスエード調クロス×合皮のコンビシートやコンパクトクラスで初設定となるアラウンドビューモニター(AVM)などプレミアムな価値と先進装備が標準となっています。

としっかり明記されているわけで。

ってことはつまり、アレですか。新型ティーダは日本で発売される計画がないと……?

実はですね、新型ティーダってもう1年以上前から売っているんですよ。中国では。



もちろんパクリでもなんでもなくて、正真正銘の新型日産ティーダ。日本発売も時間の問題だと思っていたのですが……。

ま、売らないならそれは仕方がないので、どうして新型ティーダを日本に導入しないのかその理由を考えてみました。

右ハンドルを作り忘れたんじゃないか?とか、カッコよすぎちゃったから!とか、単なる気まぐれ!とかいろいろ考えてみたのですが、どうもしっくりこない。で、2年くらい考えた挙句のファイナルアンサーはこれ。

ズバリ「車体が3ナンバーサイズ」だから!!

この新型ティーダ、全幅が1760㎜あって立派な3ナンバーサイズなんですよ。

(海外では3ナンバーサイズの)トヨタ・カローラも日本だけは5ナンバーサイズで作られるガラパゴスで摩訶不思議な国家の我が日本。たしかにコンパクトカーなのに全幅1760㎜のティーダだったら、市場からはあんまり受け入れてもらえないかもしれないですからね。わかります、わかります。

ところで姉さん、次期「ラティオ」っていうのは「アルメーラ」なんでしょうか?

(工藤貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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