バスもオートマで省燃費になるというドイツ系サプライヤーの主張と実践

2012年6月にブラジル・リオで開催されたサステナビリティ国際会議「リオ+20」において、『ZFエコライフ』を搭載したバスが運用されていました。

ZFといえば、乗用車用9速オートマチックを開発したことでも知られているドイツ系の有力サプライヤーですが、この『ZFエコライフ』とはバス用の6速オートマチックシステムのハードウェアとソフトウェアを合わせた呼び名ということ。

バスのような重量のあるクルマといえばマニュアルトランスミッションというイメージが強いかもしれませんが、ドライバースキルの影響を減らすという意味ではオートマチックのほうが有利。さらに『ZFエコライフ』では地形データなども含めたギア選択を行なうということで、トータルで省燃費性能は、6%ほど向上するということです。

さらにトランスミッションオイルの交換サイクルも延ばすことで、メンテナンス面での環境負荷も軽減しているといいます。

こうした地道な環境性能の向上が、まさにクルマ社会の持続可能な発展につながるということでしょう。

(山本晋也)

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山本晋也

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日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。