7月7日、8日に東京ビッグサイトで開催された「東京キャンピングカーショー2012」に行ってきました。キャンピングカー業界は、2列目席以降の3点式シートベルト設置義務化に伴いニューモデルも数多く登場しています。
NV350キャラバンは、11年ぶりの新型としてリリースされたワケですが、同車ベースのキャンピングカーはもう少し時間が掛かるようです。同イベントでは日産ピーズフィールドクラフトが日産自動車の協力の元に参考出展していました。基本的には今年2月に開催された「ジャパン・キャンピングカーショー2012」の時と同じ仕様のようです。
じつは日産は、NV350キャラバンの発売よりもだいぶ前から、キャラバンをはじめとした日産車をキャンピングカーに仕立てているビルダーやメーカーに実車を見せて開発のアドバイスも受けていたそうです。それだけ、キャンピングカーのベース車としても高い期待を寄せているわけです。
洗練されたスタイリングはもちろん、室内空間と燃費の向上など、バンコンのベース車といえばハイエースの独壇場ですから、NV350キャラバンへの期待は日産もビルダーもユーザーも高く、車中泊だけでなく日産が提案するようにマリンスポーツなどのアウトドア系のトランスポーターとしても十分活躍するビッグな荷室スペースを誇ります。
来場者に少しお話を伺うと、今から頭金を貯金して念願のキャンピングカーはNV350キャラバンから! という方もいましたよ。肝心のリリース時期はまだ未定だそうですが、年内にはどこかのビルダーさんから登場するのではないでしょうか?
(塚田勝弘)