ステップワゴンに乗れる人生ゲームがあった!【第2回ライセンシングジャパン~その1~】

7月4日(水)~6日(金)に開催されていた第16回[国際]電子出版 EXPOと同時開催されていた、第2回 ライセンシングジャパンで自動車に関係する展示がないかと探していたら、ありました!

このイベントは、世界中からあらゆるプロパティやコンテンツが一堂に集まる本格的なライセンシング商談展で、各種メーカーの商品部・企画開発部をはじめ、広告代理店、メディア産業の版権担当者、リテールのブランド・キャラクター担当者など、ライセンス業界の専門家が多数来場するとのことです。

トミカ、チョロQ、プラレール、リカちゃん、人生ゲームなどの子供には欠かせないブランドを擁するタカラトミーのブースを発見、立ち寄ってみました。

ブースでは、同社の商材やコンテンツを利用したプレミアムグッズの提案を行っていましたが、その実例展示で見つけました、ステップワゴンの人生ゲームを。ステップワゴン発売時に製作されたノベルティだそうです。

中を見ると、クルマはちゃんと8人乗りのステップワゴンになっていました。イベントも、「友人が3人乗ってきた。人物ピンを3本立てる」「子供を迎えに行ったら乗りたい子が続出して$90,000もらう」「連休で渋滞。トイレが急に近くなり次のSAまで大我慢大会で$210,000払う」などステップワゴンで遭遇しそうなリアルなもの。「駅伝大会で先導車を任される。大変な名誉!$150,000もらう」なんていう本当の現実に即したちゃっかり宣伝もあったりしておもしろい。

で、気になる費用ですが、ミニマムロットが6000個、費用は打ち合わせ、デザインなどの費用全部込みで1個6,000円とのことです。ということは最低3,600万円必要なのでおいそれとは作れませんね。

そしてもう一つ重要なことがあります。それは、「人生ゲームの世界観を壊さないストーリーであること」。これは絶対に守らなければならないそうです。

ブランド管理とはつまりはそういうことなんですね。

(Autanacar)