ベンツGLKがビッグマイナーチェンジ。76万円プライスダウン

数あるミドルクラスSUVの中でも上質な乗り心地を披露してくれるのがメルセデス・ベンツGLKで、個人的にはとても評価しているモデルですが、左ハンドルのみの設定に加えて、ボンネットがやたらと長く感じるスタイリングが好き嫌いを大きく分けるのか、都内にいても正直遭遇率は高くありません。

今回のマイナーチェンジは、流行のLEDポジションライトの採用や大型化されたフロントグリルなど、フロントマスクの存在感を増したのがエクステリアの大きな変更点です。

38万円高で写真の「AMGスポーツパッケージ」も用意されます

操作性ではパドルシフトの追加がニュースですが、新世代のCOMANDシステムを搭載してナビやインターネット接続が可能になるなど、使い勝手も性能も高めています。

従来のフロアシフトからステアリング右側の電子セレクターレバーに変更されています

最大の注目点はパワートレーンで、3.5LのV6直噴エンジンを新搭載し、75ps/70Nmものパワー&トルクアップを果たす一方で、「7Gトロニックプラス」やアイドリングストップの採用で、約30%の燃費向上を実現しているのが自慢です。

しかも価格は、GLK300 4MATICの675万円から大幅ダウンとなる599万円と、思い切り背中を押されそうな設定にしています。なお、マイナーチェンジ前モデルとして「GLK300 4MATIC LITE」も同じ599万円で残されているようです。

■The new GLK-Class(メルセデス・ベンツ日本)
http://www.mercedes-benz.co.jp/special/4matic/model/GLK-Class/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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