ツインリンクもてぎにある「Honda Collection Hall」が、7月11日に南コースで行われる所蔵車両の「走行確認テスト」を一般公開します。
同ホールは、1998年3月に本田技研工業の創立50周年記念事業の一環としてツインリンクもてぎ内にオープンしたもので、2輪、4輪、汎用製品、レーシングマシン、国内外の良きライバル車など約350台を展示しており、同社の「技術の歴史」、「ものづくりへの情熱」、「チャレンジングスピリット」を感じることができる施設です。
レース観戦の際などに立ち寄ったことがある方もいらっしゃるかと思いますが、ツインリンもてぎに入場していれば同ホール自体は入場無料にもかかわらず、サッと見てまわるだけでも1時間はかかるほど充実した施設になっています。
そんな施設の特徴のひとつが、コレクションのすべてが動く状態で保存されていることです。そのため、所蔵車両の「走行確認テスト」が定期的に行われているのです。同日の走行予定車両は以下の通りです。
2輪が、RC149(1966年)、RC166(1966年)、CB500R(1975年)、RVF750(1991年)、NSR250(1993年)、NSR250(1997年)、NSR500(1997年)、NSR250(2001年) 、NSR500(2002年)。
4輪が、ブラバム ホンダBT18(1966年)、S800(RSC・レース仕様車、1968年)、ウイリアムズ ホンダ FW11(1986年)、マクラーレン ホンダ MP4/4(1988年)、マクラーレン ホンダ MP4/5(1989年)。
アイルトン・セナやアラン・プロストがドライブしたマクラーレン ホンダや、ナイジェル・マンセルやネルソン・ピケがドライブしたウィリアムズ ホンダなどの走っている姿をじっくりと見られる数少ないチャンスです。
7月11日というと水曜日で平日だし、夏休みにはまだ少し早いものの、大人1200円、子供500円の入場料だけで、午前中は9時から12時まで、午後は13時から15時までたっぷりと予定されているので、この機会に出かけてみてはいかがでしょうか。
■Honda Collection Hall「走行確認テスト」
http://www.twinring.jp/collection-hall/new/120606/
(ジム加納)