2012年4月にダイハツ・ハイゼットのOEMモデルとして生まれ変わったスバル・サンバーに、あのモデルが追加されました。
それが「サンバー・オープンデッキ」です。見ての通り、ハイゼット・デッキバンのOEMモデル。セミキャブオーバーの1BOXボディをベースに、リヤのラゲッジスペースを文字通りのオープンデッキ、荷台としているモデルで、ハイゼット・デッキバンは長い歴史を持つ、異色の軽トラとして知られています。
濡れたもの、汚れたものや背高の荷物を積みやすいオープンデッキは、リヤシートもしっかり大人が乗れるスペースを確保。さらにシートを倒せば、ここもラゲッジスペースとして活用できます。
ところで「オープンデッキ」といえば、2001年にトヨタbBのバリエーションとして使われたサブネーム。ラゲッジがオープンスペースになっている市販モデルとして販売されました。その「オープンデッキ」の名称がスバル・サンバーの元で復活するというのは、その10年前には想像できない話でした。
グレードは、標準とGの2種類でエンジンは自然吸気の3気筒のみ。各グレードに2WD(FR)とAWDがあり、それぞれに5MTと4ATがラインナップされています。
メーカー希望小売価格は1,128,900円~1,376,650円となっています。
■サンバー トラック(SUBARU)
http://www.subaru.jp/sambar/truck/
(山本晋也)