ランチア・フラビアといえば、1960年代に水平対向4気筒エンジンを搭載したFFサルーンとして登場した、歴史に残る名車。そのネーミングが現代に蘇りました。
ショーモデルでは見慣れた姿ですが、いよいよ市販版4座オープンのコンバーチブルの画像がイタリアで公開さています。
2.4リッターエンジンと6速オートマチックを組み合わせたパワートレインが引っ張るのは、4.9m×1.4m×1.8mほどのボディ。ホイールベース2760mmのおかげで4人乗車でもキャビンには余裕あり、ということです。
そんなフラビアの生まれ故郷はアメリカ・ミシガン州。そうです、このモデルはランチアのオリジナルではなく、フィアット・グループの一員であるクライスラーが生産しているクライスラー200コンバーチブルのバッジエンジニアリング・バージョンなのです。
オリジナルのヘッドライトとフォグランプ、そして新しいグリルによって、ランチアらしさが出ていますね。
電動のファブリックルーフを持つ、ランチア・フラビア。クライスラー200コンバーチブルともども日本へ正規導入されることはなさそうですが、Dセグメントの4座オープンが好みという人には気になる存在ではないでしょうか。
■Lancia Flavia, sensazioni senza confini(イタリア語)
http://www.lanciapress.com/press/article/115200
(山本晋也)
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