マツダ、10年ぶりの新型軽自動車、トールワゴンタイプの「フレアワゴン」発売

マツダは、トールワゴンタイプの新しい軽自動車『マツダ フレアワゴン』をラインナップに設定し、全国の販売店を通じて発売することを発表しました。

もともとスズキから軽自動車のOEM供給を受けているマツダですが、そのニューフェイスである「フレアワゴン」は、スズキ・パレットのOEM。すでにパレットは日産へ「ルークス」の名前で供給されていますから、ほぼ同じクルマで3つめの名前ということになります。

軽自動車のOEM供給が盛んなこの頃ですが、「ほぼ同じクルマで3つめの名前」というのは実は珍しいケース。スズキでは過去にスズキ・アルト、マツダ・キャロル、日産ピノというワンケースがあったきりで、二度目の第三の名前を持つスズキ生まれの軽自動車ということになります。

 アイドリングストップを採用した「ISリミテッド」グレードでは、兄弟モデル同様に22.2km/Lという優れた燃費性能を誇るマツダ・フレアワゴン。

 メーカー希望小売価格は1,212,750円~1,499,400円。ターボエンジン搭載グレードも用意される充実のラインナップとなっています。

■新型「マツダ フレアワゴン」を発売
http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2012/201206/120626a.html 

■日産ルークスWEBカタログ
http://www.nissan.co.jp/ROOX/

■スズキ パレット
http://www.suzuki.co.jp/car/palette/

(山本晋也)

 

【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=170007

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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