三菱の新型軽自動車「eKスペース」登場、カスタムはミニデリカ?

三菱自動車と日産の合弁会社NMKVが開発したスーパーハイトワゴン、その三菱バージョンといえる「eKスペース」が発表されました。

ラインナップは標準とカスタムの2種類で、カスタムのフロントマスクはデリカD:5譲りのメッキグリルを備えたもので、三菱のSUVとしてのファミリーフェイスとなっているのも特徴。

それぞれに2グレードで2WDと4WDの駆動方式を用意するという全8グレードの構成。カスタムの上位グレードにはターボエンジンが搭載されています。

NAエンジン搭載車には、アイドリングストップやパナソニック製の12V エネルギー回生システムを使った「バッテリーアシストシステム」が採用されています。JC08モード燃費は、NA・2WDで26.0km/L、NA・4WDで24.6km/L。ターボエンジンは2WDが22.2km/L、4WDは20.8km/Lとなっています。これにより、NAエンジンは全グレードでエコカー減税免税レベルの燃費性能となっています。

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●eKスペース カスタムT (2WD)主要諸元
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1775mm
室内長:2235mm
室内幅:1320mm
室内高:1400mm
ホイールベース:2430mm
最低地上高:150mm
車両重量:950kg
乗車定員:4名
最小回転半径:4.7m
燃料消費率:22.2km/L (JC08モード)
エンジン型式:3B20
エンジン形式:直列3気筒DOHCターボ 
総排気量:659cc
圧縮比:9.0
最高出力:47kW/6000rpm
最大トルク:98Nm/3000rpm
サスペンション形式:前 ストラット/ 後 トルクアーム式3リンク
タイヤサイズ:165/55R15

メーカー希望小売価格は、1,224,300円~1,775,550円。『33の思いやり機能』を備えるというスーパーハイトワゴンに仕上がっていると、発表会では益子修社長がアピールしていました。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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