今年のル・マンに24時間レースにはトヨタ・日産・ホンダ(アキュラ)が参戦していましたが、トヨタTS030も日産デルタウイングもリタイアしてしまい、がっかりしている人も多いかと思います。
しかし来年はもっと楽しみなことが起きそうな気配です。
それは北米マツダレーシングがSUV CX-5で人気を博した「SKYACTIV-D」エンジンをル・マン仕様にチューニングアップした「SKYACTIV-Dレーシング」を開発し、世界耐久選手権(WEC)やアメリカンルマンシリーズ(ALMS)のLMP2クラスに参戦しているカスタマーに販売することを、ル・マン24時間レースを開催しているサルトサーキットで発表したのです。
まだ具体的なスペックなどは不明ですが、日本のマツダ本社と北米マツダ、そしてスピードソースレースエンジニアリングの共同開発と言うことですので、マツダワークスエンジンとみて間違いはないしょう。
この復帰計画にデンプシー・レーシングが名乗り上げています。このチームは俳優パトリック・デンプシー(トランスフォーマー・ダークサイドムーンなどに出演)のレーシングチームで、自身もドライバーとしてマツダ車を操っています。昨年は787Bをデモ走行した事でも知られていますが、このデンプシー・レーシングが来年のル・マン24時間レースに参戦すれば、マツダワークスエンジンがル・マンに帰ってくるということになります。
目が787Bそっくりだと思いませんか・・・!?
カーナンバーも栄光の55番・・!もう来年が楽しみですね!
(栗原 淳)
MZRacingのプレスリリース
http://www.mzracing.jp/lemans/201206.html