2年間で19倍! プリウスの盗難台数激増中のワケとは?

人気のHV車プリウスの盗難件数が年々増大しているそうです。ご存知のとおり、プリウスは年間国内販売台数第1位を長らくキープしているトヨタの看板エコカー。

 

3代目となる現行モデルが登場した発売初年度の2009年は20.9万台、翌年2010年は31.6万台、震災が発生した昨年2011年は流石に減少したとは言え、25.2万台を売り上げています。

今年度も5月いっぱいで15.3万台を既に販売済みで、その勢いに陰りは見えない状況。その一方で、プリウスを狙った盗難件数も増大中と言います。直近で比較すると約1.8倍に。 

     年間販売台数  販売累計台数  盗難台数   盗難率

2009年   20.9万台   20.9万台       27台      0.01%

2010年   31.6万台    52.5万台     209台     0.04% 

2011年   25.2万台    77.7万台     514台     0.07%

人気の高まりや流通量の増加に伴って国外転売のターゲットとなっている模様。盗難防止装置のイモビライザーが標準装備されているにもかかわらず、盗まれる背景には2つの要因が。

 

一つはイモビライザー自体を無効にするツールの存在。イモビライザーはキーに埋め込まれた電子チップの暗号と車両側の暗号が一致しないとエンジンが始動しない仕組みですが、ECUに「イモビカッター」を接続する事で、別のキーでも動かせてしまうとか。

そしてもう一つは低速時の静かな走行音(モーター)と燃費の良さが挙げられると言います。夜間だと気付かれ難い上に遠くまで逃走……HV車の利点悪用ですね。困ったものです。 

自動車盗難件数が4年連続で全国最悪の愛知県では、イモビカッターの所持や販売を規制する県条例制定を検討中とのこと。トヨタ自動車広報部は「最新型プリウスに装備したイモビライザーには、イモビカッター対策を施してあるが、イタチごっこの面もあるかもしれない。ユーザーには二重三重の防犯対策を勧めている」と話しているそうです。

プリウスオーナーに限らず、人気HV車のオーナーは折角長い納車期間を経て購入した愛車が盗難に遭わないように十分なセキュリティ対策をお薦めします。

Avanti Yasunori

この記事もよく読まれています

あなたにおすすめの記事