スマートの電気自動車、いよいよフランスで生産開始! バッテリーリースの販売方法もあり!!

フランスに置かれたダイムラーの工場で生産されているスマートfor twoですが、新たに量産グレードとして加わった電気自動車「エレクトリック・ドライブ」も、エンジンを搭載するスマートfor twoも量産車としてラインで作られているということで、その画像が公開されています。

日産リーフが、日本の追浜工場では他モデルと混合で生産されていることを考えれば、不思議ではありませんが、こうして量産ラインで生産されているという発表を目にすると、電気自動車が特別なものではなく、あくまでひとつのグレード、当たり前の存在になりつつあると感じさせられます。

なお、ドイツ本国でのスマート・エレクトリック・ドライブはクーペとカブリオレの2タイプ。価格はバッテリー込みとバッテリーをリース契約する二種類があるということで、次のようになっています。

 ■バッテリー込み車両価格
クーペ:23,680ユーロ
カブリオレ:26,770ユーロ

 ■バッテリーリース時の車両価格
クーペ:18,910ユーロ
カブリオレ:22,000ユーロ
バッテリーリース料金: 65ユーロ/月

 ユニットから車両本体までヨーロッパで初めて量産される電気自動車というスマートfor twoエレクトリック・ドライブ。はたして、どれほどの支持を受けるのか、気になる一台といえそうです。

 (山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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