6月7日、東京お台場のメガウェブで「SHOW AIKAWAワールドラリーチーム」2012年体制発表会が開かれました。
俳優の哀川翔がチームを率いるTEAM SHOWですが、ドライビングアドバイザーに奴田原文雄選手を起用して実力をつけてきました。ちなみに奴田原文雄選手は過去8回全日本ラリーのチャンピオンを獲得し、WRCモンテカルロラリーでPWRCクラスでの優勝経験もあるドライバーです。
そんなTEAM SHOWは、今年は全日本ラリー選手権と、アジアンクロスカントリーラリー、そしてパイクスピークに挑戦します。
全日本ラリーには2台のトヨタ86を投入してJN3クラスに7月から参戦。
1号車は哀川翔が自らドライブし、コ・ドライバーの安東貞敏選手と組みます。
2号車は若手育成スカラシップ「Be a HERO」プログラムを実施。ドリフト出身の小橋正典選手が選考会に勝ち残りました。
参戦2年目となるアジアンクロスカントリーラリーは、トヨタFJクルーザー2台でT1クラス1に参戦。
1号車は哀川翔選手と、寺田昌弘選手、2号車には奴田原文雄選手と市野諮選手という体制で参加します。
アジアンクロスカントリーは8月12〜16日の開催です。
そして7月3〜8日に開催されるパイクスピークには奴田原文雄選手が参戦。マシンはTMGが製作した電気自動車TMG EV P002で、ガソリンエンジン車のタイム更新を目指します。
参戦発表会にはモリゾウ選手こと豊田章男トヨタ社長からの祝辞も送られました。
発表会終了後は哀川翔がドライブするトヨタ86ラリーカーと奴田原文雄選手がドライブするFJクルーザーによるデモランも披露されました。
国内ラリーからパイクスピークまで幅広い活動をすることになったTEAM SHOWの活躍に期待したいところです。
(ぬまっち)
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