え~!こんなクルマにもブレンボ標準装備!?

ブレンボと言えば、イタリアにある有名ブレーキメーカー。

F1やMotoGP等、2輪・4輪問わずクルマ好きなら耳にしたことのあるブランドです。

世界名だたるスポーツカーやハイパフォーマンスカーに純正採用され、フェラーリやAMGを初め、国産車でもGT-RやフェアレディZ、ランサーエボリューション、インプレッサWRX STI等、国産の代表的なスポーツカーにも多く採用されています。

ブレンボキャリパーはその大きさからパフォーマンスの向上だけではなく、最近ではドレスアップパーツとして流用やアフターパーツのキットとして装着する方も少なくないようです。

しかしブレーキと言えば、クルマのパーツの中で最も重要な部品。純正採用されている所を見れば、信頼性の高さが伺えます。

そんなブレンボキャリパーですが、スポーツモデルだけでなく、全く持って意外なクルマに標準装備されていました。

それは何と、先日 エコハイブリッドがモデルチェンジした三菱 キャンター。

WEBページにブレーキ関連の解説がありますが、特筆されているのは装輪ディスクブレーキの採用。確かにトラックで装輪ディスクブレーキを採用したのはかなり先進性が高いです。

しかしブレンボについては何一つ記載がありません。

しかもスポーツモデルに採用されている対向ピストンタイプとは違い、地味な外観のフローティング式では外側からブレンボを確認するのは困難です。

しかし、三菱ふそうに問い合わせた所、確かにキャンターのブレーキキャリパーにはブレンボ製が採用されているとの事。フローティング式のキャリパーにはしっかりブレンボロゴの刻印もあるそうです。

ちなみに、三菱キャンターは1つのディスクにフローティング式キャリパーを2つ備えるツインキャリパーを5代目モデルから、一部採用しています。

スポーツカーだけではなく、国産商用車にもひっそり使われるブレンボ。

次はどんなクルマに標準採用されるのでしょうか?

■三菱キャンター  その他の安全性(三菱ふそうトラック・バス株式会社)
http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/lineup/truck/canter/10n/concept/safety_more.html

(井元 貴幸)