ステップワゴンの4WDがマイナーチェンジ、CVTに変えてエコカー減税対象に!

2009年10月のデビュー以来、全高1800mm級の5ナンバーミニバンとして高い人気を誇るホンダ・ステップワゴン。4月にFFグレードがマイナーチェンジで燃費性能を向上させ、FF全グレードがエコカー減税75%レベルとなっていますが、遅れて4WDグレードも同様に進化しました。

6月8日より発売されるマイナーチェンジ後のステップワゴン/ステップワゴン・スパーダの4WDは、ミッションを従来の5速ATからCVTへ変更、アイドリングストップ機構を全グレードに標準装備するなどの進化により、JC08モード燃費を13.8km/L(ステップワゴン)、13.6km/L(ステップワゴン・スパーダ)としています。

スパーダにはFF同様にパドルシフト操作機構が備わり、スポーティ気分でドライブできるということです。また、スポーティな装備を施した「ステップ ワゴン スパーダ Z・COOL SPIRIT」を4WD車にも新設定しています。

このマイナーチェンジによる燃費改善で、FF/4WDという駆動方式やグレードの違いにかかわらず、ステップワゴン全車がエコカー減税75%レベルとなりました。

メーカー希望小売価格は、ステップワゴンが248万8000円~、ステップワゴン・スパーダが279万8000円~ということです。

■ステップワゴン(本田技研工業)
http://www.honda.co.jp/STEPWGN/

■「ステップ ワゴン」「ステップ ワゴン スパーダ」(4WD)をマイナーモデルチェンジし発売 -新開発CVTの採用により、クラストップの低燃費を実現-(本田技研工業)
http://www.honda.co.jp/news/2012/4120531-stepwgn.html

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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