フォード新型フュージョンは“大豆”と“使い古しのジーパン”と“ペットボトル”からできている

フュージョン(核融合)という名前を持つフォードのミドルサイズ・モデルには、サスティナブルな素材が使われているといいます。

ブルージーンズ2本分となるデニム、31,250粒の大豆、16オンス(約450g)のペットボトルが、そのボディに使われているのだそうです。

ちなみにデニム由来のリサイクルコットンは吸音材になり、シートやヘッドレストに使用される発泡クッション材が大豆からできていて、ペットボトルはシート表皮になっているとのこと。

大豆由来のクッション材が市販車に使われているのは2007年からで、すでに当たり前になっているということですが、ジーパンをリサイクルして車体に利用するというのは、いかにもアメリカらしいサスティナブルマテリアルといえそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
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