北米でマイナーチェンジしたヤリス(日本名:ヴィッツ)は安全装備満載

 

先日、日本でマイナーチェンジしたヴィッツですが、北米仕様のヤリスもマイナーチェンジを実施したとのことです。

北米仕様では106馬力の1.5リッターエンジンに、5MTと4ATを組み合わせるヤリスですが、ボディも日本にはない3ドアがあるなど、仕向地のマーケットに合わせた独自の展開をしています。

そして、今回のマイナーチェンジでアピールしているのが安全性能。

『スター・セーフティ・システム』と名付けられた安全装備を全車に標準装備しているということです。その内容は、横滑り防止装置(VSC)やトラクションコントロール(TRAC)をはじめABSやEBD、ブレーキアシストといったところで、さらにスマートストップテクノロジー(アイドリングストップ装置)を備えているとのこと。

つまり、日本でいう『SMART STOPパッケージ』が北米仕様のスタンダードということになるよう。オプションとしてデュアルステージ・フロントエアバッグ、サイドエアバッグ、ニーエアバッグ、シートクッションエアバッグ、サイドカーテンエアバッグをプラスすることができるそうです。ニーエアバッグなど日本仕様にはない装備は、羨ましいところでは?

■All-New 2012 Yaris: A Great Blend of Performance, Convenience, MPG and Safety
http://pressroom.toyota.com/releases/2012+yaris+great+blend+convenience+mpg+safety.htm

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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