2012年5月9日、トヨタのベーシックコンパクト、ヴィッツのマイナーチェンジが行われました。
今回の改良点は内装中心。センターレジスターノブに、めっき加飾(「F」グレード以外)を施したほか、「F」および「Jewela」のメーターにシルバー加飾を追加しています。また「Jewela」にはドアミラーとアウトサイドドアハンドルをシルバー加飾でドレスアップできる専用オプション『シルバーデコレーション』限定のボディカラーとして、新色のグレイッシュブルーマイカメタリック、オレンジマイカメタリックを設定しています。
なおスポーティグレードの「RS」は健在で、5速MT車もラインナップに残っています。
さらにマイナーチェンジに合わせて登場した特別仕様車が“Smile Edition”です。
「F」グレードをベースに、スマートエントリー&スタートシステムとスーパーUVカットガラス(フロントドア)を装備しています。1.3リッター車にはオートエアコンを特別装備しています。そのほか盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)、助手席シートアンダートレイ、買い物アシストシート(助手席)などを採用しました。
ボディカラーは特別色のライトパープルマイカメタリックを含む全6色。内装ではシート表皮色を専用のダークグレーとしたほか、 めっき加飾のシフトレバーや高輝度シルバー塗装を施したステアリングホイールなどを採用しています。
ベースとなった「F」グレードとの希望小売価格の差は1.0リッターで5万円高、1.3リッターで7万5000円高となっていますが、装備内容を考えると、ずいぶんお得といえそうです。また、この特別仕様車はSMART STOPパッケージ(アイドリングストップ機構)にも設定されています。
ヴィッツ標準車の希望小売価格は107万円〜180万円。特別仕様車「スマイルエディション」の希望小売価格は125万5000円〜156万4000円となっています。
■TOYOTA、ヴィッツを一部改良―同時に、特別仕様車F“Smile Edition”を発売―
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/12/05/nt12_023.html
(山本晋也)