原点回帰でトヨタ・カローラアクシオ、カローラフィールダーがフルモデルチェンジ。宮城生産で東北復興にも期待

5月11日、トヨタがカローラアクシオとカローラフィールダーをフルモデルチェンジしました。

カローラと言えば、1966年に初代モデルが発表されて以来、日本のコンパクトセダンをリードしてきましたが、今回のモデルチェンジはカローラの原点に戻り「大人4人が、安心・安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」をテーマとして全面的に見直しをしています。

今回のモデルチェンジではアクシアを50mm、フィールダーを60mmコンパクト化して小回りが効くボディを実現し、一方でフィールダーは荷室長をしながら、また軽量化も実施されました。

エンジンはアクシオが1.3リッターと1.5リッター、フィールダーが1.5リッターと1.8リッターのラインナップ。ミッションはスーパCVT-iと5MTを設定しました。中核となる1.5リッターエンジンはアイドリングストップ付でJC08モード燃費は21.4km/ℓとなっています。価格は137.5万円~212万円。

カローラは東北のセントラル自動車宮城工場で製造され、今回宮城工場と東京の2箇所で同時にアンヴェールされたカローラ。

最近は2BOX車やハイブリッド車の影に隠れ勝ちですが、日本を代表するセダンとしての新しい門出に期待したい所です。

(ぬまっち)

この記事の著者

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ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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