VWが発表した空中浮遊するコンセプトカーとは ? 【北京モーターショー2012】

VWがユーザーから集めたアイデアをベースとしたコンセプトカー3台を、北京モーターショーで発表しました。

「People’s Car Project」の一環でウェブサイトにてユーザーからコンセプトカーのアイデアを募集、119,000通以上の応募が有った中から審査を経て選ばれた3つのアイデアをVWがバーチャルで具現化したもの。

その中の一つが電磁道路網に沿って空中を磁力で浮遊しながら移動する環境に優しい二人乗りのゼロ·エミッション車「ホバーカー」で、映像の如く滑らかに地上を滑走します。

知る人ぞ知る手塚治虫の60年代のアニメ「ワンダー・スリー」にそっくりな自立走行式一輪車が登場するのですが、正にそれが実現したような未来の乗り物。

ガソリンで動く自動車が発明されて100年以上が経過していますが、実際のところ、SF映画のように車輪を使わずに走る自動車は未だに登場していません。

でも、VWが表現した中国の街中を浮遊して走る「ホバーカー」の映像を見ると、こんな自動車が「いつかは実現するかも・・・」と思わせてくれます。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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