話題のトヨタ86用TRD製「ドアスタビライザー」に関する注意とは?

ドアストライカー部分に装着することでステアリング操作に対するレスポンスを向上させるという「ドアスタビライザー」は、トヨタ86のデビュー時にTRDから発表された画期的なチューニングパーツですが、それについての注意がTRDのウェブサイト上で呼びかけられています。

【警告】
本商品はトヨタ86専用品です。トヨタ86以外には絶対に使用しないでください。適合車種以外の車両に装着した場合、ドアが完全に閉まりきらない状況となり、走行中のドア閉じ不十分による車両の破損や故障、最悪の場合は走行中のドア開放など、重大事故を招く場合があります。

【注意】本商品を模したドアへの改造について
本商品は適合車種向け装着時の安全性(ドアの開閉機能の確保)を十分に検証した商品です。本商品を模した車体の改造・ドア部分の部品の加工などはドアの開閉機構の不具合を招き、車両の破損や故障、最悪の場合は走行中のドア開放など、重大事故を招く可能性がありますので絶対に行わないでください。

聞くところによると、新車採用も考えたというほどのパーツで、それゆえに効果には絶対の自信ありとか。それだけに他車にも流用したくなりますが、TRDから注意があるように、それはご法度とのことです。

■シャシパーツ | 86 TRD performance line(TRD)
http://www.trdparts.jp/86_performanceline/parts_chassis.html#caution

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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