ヨタハチからスマートEVまで、グッスマブースは新旧痛車が競演【ニコニコ超会議2012】

ニコニコ超会議の痛車は痛Gふぇすた出張版の参加を始めたくさんの痛車が展示されていましたが、企業系で目を引いたのはグッドスマイルカンパニーのブースでした。

グッドスマイルカンパニーはスーパーGTに参戦していますが、会場にはBMW Z4GT3のうち4号車を展示していました。

 

そして昨年のGt300クラスチャンピオンカーである0号車と同じカラーリングを施した痛車も展示されていましたが、その車はなんとトヨタスポーツ800“ヨタハチ”でした。

1965〜1969年まで製造されたヨタハチは、大衆車パブリカのシャーシをベースに空気抵抗を低減させつつ軽量化を図ったボディを載せ、車重はわずか580kgでした。エンジンは790cc水平対向2気筒OHVの2U形でツインキャブレター装備で45psを発揮。

さらに隣にあるのは痛車ではありませんが、これは「マブラヴALTERNATIVE」の香月夕呼がドライブしたランチア・ストラトスのレプリカであるHFR2000です。

HFR2000はイギリスホークカーズ社がランチア・ストラトスとまったく同じサイズで再現したボディを石川県のアタカエンジニアリング社が輸入し、国産2リッターターボエンジンを搭載して2000年から販売したものです。現在は純国産化されたHFR2000TypeIIHFR3200TypeIIを販売中。

 

このほかに「魔法少女まどか☆マギカ」の痛車が2台、ブース内に展示されていました。

1台は鹿目まどか仕様。

そしてもう一台はお菓子の魔女仕様です。

この痛車はメルセデス・ベンツが開発したスマートの電気自動車。

この車は2012年2月22日〜3月4日に開催された「第15回文化庁メディア芸術祭」のアニメーション部門で大賞を受賞した車。このモデルは最高出力が通常時20kW、ピーク時30kW、最大トルク120Nmですが、2012年に市販予定の車は最高出力が通常時35kW、ピーク時55kW、最大トルクは130Nmとなる予定です。

往年の名車から最新型電気自動車、そしてレーシングカーまで盛りだくさんのグッスマブースでした。

おっともう1台。

「Fate/Zero」のセイバーをモデルとしたセイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェの実物? が展示されていました。このバイクにはまたがって記念写真を撮ってもらうことも可能。いやはや本当に盛りだくさんですね。

(ぬまっち)

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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