ホンダが海外でハイブリッドカーを初生産!

ホンダは、アメリカ・インディアナ州の工場で海外初となるハイブリッドカー生産をはじめていますが、4月23日に第一号車がラインオフしたということです。

そのクルマとは、アキュラ・ブランド初のハイブリッド車、新型「ILX」。その量産1号車を前に行われた記念セレモニーの模様を映した画像が公開されました。

ところで、アキュラILXとは、どんなクルマなのでしょうか。

新春のデトロイトショーで発表された、アキュラのエントリークラスとして2012年から発売開始されるニューモデルがILXです。このモデルには、アキュラ初のハイブリッドカーも用意されています。

日本でいえばアコード以上の車格が並ぶのがアキュラのラインでしたが、エントリークラスとして加わる『ILX』は、若者向けラグジュアリーセダンという位置です。

エンジン&ミッションは、2.4リッター&6MT、2.0リッター+5AT、そして1.5リッター・ハイブリッドの3種類。
勘の良い方は、この組み合わせから北米シビックを思い浮かべるでしょう。たしかに冒頭で紹介したインディアナ工場はシビックを組み立てていますから、シビックとILXは遠からぬ関係にあるといえそうです。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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