【全日本ラリーへようこそ2012】Rd.1 ツール・ド・九州

併催の“ツーリストトロフィー 春”参加のTOYOTA 2000GT!

今年も独断と偏見でお伝えする「楽しい全日本ラリー」
唐津で見たあんな事、こんな事をお伝えします。

86のデビューが気になって、やって来ました佐賀県唐津市
西九州道等の自動車専用道路を利用すると福岡から車で1時間半程でしょうか。虹ノ松原と云う美しい海岸や「松浦佐用姫」伝説で有名な鏡山が有るとてもきれいな町です。

大人の事情でいつもの如く会場入りは土曜日(メディアはブリーフィングを金曜に開催…の為、メディア用の撮影場所には入れない訳ですが。。。)。いずれにしても、現地主催者の皆様応対ありがとうございます。

HQ(ヘッドクォーター:大会本部)隣りのサービスパークには春の陽光が降り注いでいました。ポカポカ。
今回HQとサービスパークが設定されたのは、二タ子3丁目。フェリー乗り場の近くで唐津駅からは3km程、車なら10分足らずのロケーションです。到着は10時過ぎ。勿論競技車は既に出掛けています。

港を挟んで唐津城

ちなみみにサービスパークはサーキットで云う所のピットやパドックと同じなのですが、全日本戦では入場にお金は要りません(サーキットでは、入場料+αが掛ります)。火力発電所の隣ですが、唐津港を挟んで唐津城が奇麗に見えます。

そうこうしているうちに、サービスの時間となります。どこからともなくスペクテイター(ラリーでは観客の事をこう呼びます)が現れ、サービスパークの入り口で写真撮影大会。そして、お気に入りのチームがサービスインすると各チームのスペースへ散ります。

ここで今回一番人気はラックさんのスペース。全日本チャンピオン勝田・足立組のインプレッサや、JN2クラスチャンピオン天野・井上組に加えGAZOORacing86もこのチームがメンテナンスしているからですね。マシンの注目度合はダントツ。

この人気には今回からマシンを変えた、CUSCOチームやHASEPROチーム、そしていつもは高い注目度のメロンブックスさんもお手上げ。トヨタさんも本社から現場の様子を見にいらっしゃっていた様子。こちらでちょっとしたグッズを配布されていましたが、これが人気でした。

気に入ってずっと下げてましたね。

小さなお友達から、

オトナは目ざといw

大きなお友達までw

競技車両がサービスアウトすると、Day1はギャラリーステージが無いのでリエゾン(SSとSSの間の移動区間の事)写真を…とも思いましたが、明日のゴールとなるアルピノのロケハンへ。駅側なのに最初の1時間は駐車料金が無料。ありがたい。

86発売開始日でした。ロゴは全て磁石のシートで。

施設の1階では「唐津モーターフェスタ」を開催中。発売日を迎えた86を始めとした車両の展示やグッズの販売、イベントステージなどがありましたが、ジャンケン大会の中にドコかで見た緑色の頭と“ヘタ”…生メロンちゃん!

流石はヒキ強女子。他の仕事のせい?w

ジャンケン大会を最初に勝ち抜け、子供の羨望を一身に浴びていたのはおそらくここだけの秘密ですw

生じゃない?メロンちゃんもお子様とハイタッチ!

しかも…いや止めときましょうw。お店の方はびっくりしただろうなぁ。

金曜日の晩にセレモニアルスタートを行った唐津神社に行くと、

ハチロクの発売開始日が結婚記念日ですw

結婚式の記念撮影中。遠慮してお隣の曳山展示場

曳山展示場。次回一番行きたいトコに決定

に入るか逡巡(唐津くんちは有名なお祭りですコチラを参照)していると、日は西に傾きそろそろラリーカーがサービスに戻る時間。かなり惜しかったですが、サービスパークに戻ります。
ここでもやはりハチロクは一番人気。日中SSの撮影に散っていたジャーナリストが多数戻ってきて筒井選手は質問攻めに。

WRCPLUSヨンカイのインタビューを受ける筒井選手

かなり次々と。注目を一身に集めるのって大変そうです。

翌朝、ギャラリーステージのある後川内(うしろかわち)ダムに向かいます。
会場はダム湖の周回するショートステージ。

会場に2カ所設定されている観戦ポイントのうち、入り口側は写真を撮るにはすでに一杯。奥の方へ移動すると結構空いていましたが、かなり急斜面。切り立った斜面の上ギリギリから桜とダム湖面を背景に車を撮りたい。このポイントは目の前のコーナーにイキナリ車が飛び出してきます。今年レーシングカー撮影は事実上初なので、1台通る毎にアタフタ。

慣れ始めた頃、青い車が視界を去った直後にスキール音が…競技中断。地元の選手でオフィシャルに「周平君、そこさがっとかないかんよ」と声を掛けられていたので無事だ。ホッ。併催の“ツーリストトロフィー 春”ではこんなクルマ達が。

カットビ、一杯走ってたなぁ。

SS16:ギャラステ(ギャラリーステージ)の2本目を見ると、(競技中観戦ポイントを出られない為)フィニッシュが撮れないという話があり、SS13のみで撤収。

最終TCのあるアルピノへ。勝田・足立組のゼッケンNo.1「ラック名スバルSTI DLインプレッサ」を先頭に次々と競技を終えていきます。TC(タイムコントロール)通過後の地上最低高のチェックで何度か検査用の板が倒れるハプニングがありましたが、全てが“風”というご愛嬌でした。

名伯楽とNENCギャルw

やはりラリーは、サーキットレースとは違う会場の雰囲気と、選手・スタッフと会話を交わせる距離感が心地イイですね。また面白い事があったらレポートしましょう。

(川崎BASE)

【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=136233