ステップワゴンだけじゃない!ストリームもマイナーチェンジ!

ステップワゴンのマイナーチェンジで大騒ぎのミニバン業界ですが、ホンダのコンパクトスポーツミニバンとして忘れてはならないのが、ストリーム。

そのストリームがマイナーチェンジされました。
現行型ストリームは5ナンバーサイズで低床、低重心の高い運動性能と、乗用車からの乗り換えでも違和感のないドライブフィールがウリのクルマでした。

今回のマイナーチェンジでは、以前まで設定されていた3列7名乗車モデル、2列5名乗車モデルを廃止し、2+2+2の3列6名乗車のみという思い切ったシートレイアウトとなりました。

これによりセカンドシート中央部にはセンタートレーが設置され、ゆったりとした空間が演出されました。

さらに標準化が進む車両挙動安定化制御システムVSAを全車に標準装備。
安全性にも磨きがかかりました。

さらに、Hondaインターナビ+リンクアップフリーHDDナビゲーションシステム(フルセグ対応地上デジタルテレビチューナー内蔵)とキーレスエントリー一体型キーをセットにしたナビパッケージも用意。

今回のマイナーチェンジで全車にVSAが標準装備となった点は非常に喜ばしいですが、乗車定員の減少には若干疑問が残ります。
個人的には6名乗車化の背景には、全席3点式シートベルト、ヘッドレストを装備した新型ステップワゴンに対し、セカンドシート中央席の3点式シートベルトとヘッドレストの装着が、シートや内装を大幅に変更しないと装着できない事から、6名乗車化したような気がします。

個人的にはセカンドシートがゆったりしているのは好きですが、多くのミニバンユーザーは多人数乗車を求める声が多いので、ストリームの今回の戦略が吉と出るか見守りたい所です。

■ニュースリリース
「http://www.honda.co.jp/news/2012/4120405-stream.html
■公式サイト
http://www.honda.co.jp/STREAM/

(井元 貴幸)