祝!ステップワゴンキャプテンシート復活!座ってみたいキャプテンシートベスト3!


新型ステップワゴンにキャプテンシートが復活しましたね。個人的にはミニバンのセカンドシートはキャプテンシート派なので、ステップワゴンのキャプテンシート復活は歓迎したい所です。

ベンチシートは多人数乗車とフルフラット等の実用性重視な所がウケていますが、キャプテンシートの醍醐味は何と言っても飛行機のビジネスクラスを髣髴とさせる、ゆったり感とパーソナリティを優先させている所が魅力です。

またキャプテンシートとする事でサードシートへの乗降も乗ってる人がシートを倒したり席を移動したりと言った大騒ぎにならず、スマートにセンターウォークスルーを使い移動することが出来ます。

さらに後席のシートベルト着用義務が実施されてる今、しっかりした着座をした場合キャプテンシートの方が快適に座ることが出来ます。

さて国産ミニバンにもキャプテンシートを設定している車種がありますが、個人的に乗ってみたいキャプテンシートベスト3を挙げてみました。

■第3位 トヨタ・エスティマ/エスティマハイブリッド
リラックスキャプテンシート
(超ロングスライド・リクライニング・横スライド機構・シート一体型オットマン付)

エスティマ、エスティマハイブリッドの7人乗り全車に設定されるリラックスキャプテンシートは、サードシートを使用していなければ、床下に格納し、セカンドシートをサードシート位置近くまで下げ、りムジン並みの足元スペースを確保。

同様の機構は他社ミニバンにも存在しますが、エスティマの場合オットマンが装着されている所が魅力で、広大なスペースに足を投げ出すことも出来ます。またサイドリフトアップシート装着車以外では折り畳み式のサイドテーブルも装備。横スライドを使用していない状態であれば使用することが出来ます。

さらにハイブリッドには無い装備として、エスティマのGグレードにはロングスライドコンソールボックスを採用し、折り畳みテーブルの代わりに移動できるコンソールボックスがテーブル代わりになる優れものです。

■第2位 日産・エルグランド
コンフォータブルキャプテンシート
(ロングスライド、シートバック中折れ機能、オットマン、シートサイドテーブル、角度調整式アームレスト付)

エルグランドの7人乗り全車に設定されるコンフォータブルキャプテンシートは、日産が昭和から平成にかけて一部の乗用車の助手席に積極的に採用していた中折れ機能を取り入れたキャプテンシートで、実は初代エルグランドにも設定がありました。現行エルグランドではオットマンまで装着され、快適性に磨きがかかっています。

少しリクライニングした状態ではこの中折れ機能が非常にラクな姿勢がとれ、長距離の移動も快適です。ちなみにNASAの研究で無重力状態で最もリラックスできる姿勢の応用技術を取り入れてるそうです。

■第1位 トヨタ・アルファード/ヴェルファイア
エグゼクティブパワーシート

アルファードの350G Lパッケージ、350 S/240S Cパッケージ・ヴェルファイアの3.5Z/2.4Z G EDITION、3.5V L EDITION 、ハイブリッドZR G EDITIONのセカンドシートに備わるエグゼクティブパワーシートはその名に恥じない、プレミアムなシート。

見た目から既に飛行機のビジネスクラスのような印象を受けるシートはスライドは手動ですが、リクライニングとオットマンが電動で調節でき、調整式大型ヘッドレストの他、大型アームレストには格納式のカップホルダーも備わっています。
さらに大型フットレストも用意されてるので、まさにエグゼクティブなシートです。シートサイドには折り畳み式のサイドテーブルもあり、至れり尽くせり。

その他の7人乗りモデルにもリラックスキャプテンシートと言う横スライド機構を持つ良く出来たキャプテンシートが設定されていますが、エグゼクティブパワーシートを見てしまうと、ちょっと見劣りしてしまいます。
長距離移動で運転しないなら、是非ここに座って移動したいものです。

(井元 貴幸)