どうしてこうなった?大波乱のST-2クラスは完走2台?【スーパー耐久2012】第1戦 富士SUPER TEC

スーパー耐久ST-2クラスの表彰式。あれ?なんかおかしいぞ?
そう、表彰台には2チームしか上がっていない。つまり完走は2台だけだったのです。


ST-2クラスの優勝は新菱オート☆DIXCELエボⅨ。
熟成のランサーエヴォⅨです。


そして2位はSturm・MOTUL・ED・インプレッサ。
最新のGVBセダンのインプレッサ。ピットスタートから猛烈に追い上げての2位はかなりすごい。

サーキットレースではほとんど見ることの出来ない4WDターボばかりのこのクラス。ポルシェやBMW Z4Mが走るひとつ上のクラスのST-1を食ってしまわんばかりの速さを見せるがゆえに、マシンにかかる負担も大きいのでは?
そんな熾烈な争いだからこそのサバイバルなレース展開となってしまったようです。
だからこそ、完走したこの2台は本当に賞賛される表彰台となりました。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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