バンコクモーターショーにも出展する光岡のガリュークラシック、ビュートにちょっと変わった特別仕様車ジュエル登場

光岡自動車はご存知ですよね。

ノーマル車をベースにフロントフェンダーやボンネットをオリジナルに交換したり、リヤエンドを改造したりといったことなどで、オリジナルデザインのクルマを作ったりしています。

中身は安心なフツウの国産車だけど、見た目はかなり個性的なクルマに乗れるのがメリットでしょう。

エンジン以外の大部分をオリジナルのオロチとかもありますが、通常は光岡らしいといえば、上記のような車両が一般的と言っていいでしょう。

その代表例とも言える、ガリュークラシックとビュートにエンブレムをあしらった特別仕様車が発売されます。

が、この2台はちょっと違うビジネスモデルです。

ガリュークラシックは、トヨタカローラアクシスがベース。ガリューと名のつくモデルにもいろいろあって、初代は日産クルーがベースだったり、セドリックやフーガ、トヨタカローラフィールダーなどがベースになっていて、車格も違うのでご注意下さい。

ガリュークラシックジュエルは、そのガリュークラシックをベースに、京セラの「京都オパール」という人工ジュエルを使用したエンブレムの他、本革シート、スマートエントリーなどを装備したもの。価格は278万円で、ベース車に同等装備を施すと303万8950円となるので、26万円くらいお得です。限定20台ですが、実はがリュークラシックはすでに20台しかない、新車で買うラストチャンスです。

もう一台のビュートは見覚えのあるかたも多いのではないでしょうか。

こちらはすでに生産を終え、中古車ベースの特別仕様車というちょっと変わったモデルです。

ボディカラー、やはり京都オパールのエンブレム、専用刺繍入り本革シートなどを装備して、認定中古社の17万8500円高で販売されます。例えば、平成20年式2WD12LXのCVT車が走行1.3万kmで228万9000円、平成19年式2WD12LXのCVT車が走行3.0万kmで203万7000円、平成18年式2WD15LXのCVT車が走行1.4万kmで231万円。ちと高い気もしますが、すでに生産中止のビュートがどうしても欲しくて、その価値がわかるあなたには間違いなく“買い”でしょう。ちなみにこちらは中古車ベースなので限定数などはありません。

で、光岡自動車はすでにタイ工場で生産を開始しています。

タイでは輸入車の関税が非常に高く、それを国内で生産すればかなり安く販売でき、周辺のアジア地域にも同様に販売することができるんです。

現在、生産または計画されているのはヒミコ、ガリュー、ビュートなど、、、んん? ビュートも作るってことは新型のことですかね?

答えは3月26日から開催されるバンコクモーターショーで何かがお披露目されるとのこと。

というわけで、クリッカー取材班は総力を上げてバンコクへ向かいます!

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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