3月6日から行われるジュネーブモーターショーのプレスデイにおいて、ニューボクスターがいよいよワールドプレミアされます。
3月6日午前9時30分(日本時間午後5時30分)からホール1で開かれるプレスカンファレンスで披露され、その模様は、インターネットおよび衛星中継でも公開されるとのことです。
ニューボクスターは、軽量設計ボディの採用とシャシーの完全な見直しにより、車両重量が大幅に軽量化されています。またホイールベースの延長、トレッドのワイド化、ホイールの大径化などによって、エンジンをミッドシップマウントするこのロードスターは、そのルックスも大きく変化しました。
こうした改良によりニューボクスターはそのドライビングダイナミクスが著しく向上しただけでなく、純粋なドライビングプレジャーを確実に堪能できる1台へと進化しています。
しかもこのニューボクスターは、燃費性能が最大15%も向上していることから、モデルによっては走行距離100㎞のあたりの燃料消費量が8リッター以下に抑えられています。
スタイリングに対する見直しも徹底的に行われ、コンパクトなオーバーハング、立ち上がり位置を前方に移動させたフロントウインドウ、かつてよりもフラットなシルエット、エッジを効かせたデザインを特徴とする外観に生まれ変わりました。
これによってボクスターの姿は、より力強く、かつ一段と印象的なものになっています。
室内空間は従来よりも広く、センターコンソールを前方に向けて上昇させるなど、インテリアにはポルシェの新しいインテリアコンセプトが採用されています。
ずいぶん立派になり、インテリアを見る限りスポーツカーというよりグランドツーリングカーといって趣ですが、エクステリアは縮められたオーバーハングによって、よりスポーツカーらしくなっているはずです。
日本で会う日が楽しみです。
(Autanacar)