エリーカ・プロジェクトからスピンアウトした家庭用電池【国際二次電池展】

最高速度370kmを達成した8輪EV「エリーカ」。
そのプロジェクトにも携わったスタッフがスタートさせたエリーパワー社が、オリジナルで大型リチウムイオン電池を開発。
リン酸鉄を電池の素材として利用することで、高い安全性を実現し、欧州の検査会社「TUV Rheinland」から安全性の高さを認められました。

そんな電池セルを家庭用のバックアップ電源とした「パワーイレ・プラス」が国際二次電池展に出展されました。
万一の停電時でも、これさえあれば安心というわけです。電池容量は2.5kWh。最大出力は1000W。1月から販売が開始されています。

ちなみに昨年は法人向けとして、1年で1000セットをリース販売した実績もあります。
「天災は忘れた頃にやってくる」という警句もあります。いざというときの用意をゆめゆめお忘れなく。

(鈴木ケンイチ)