欧州向けモデルとして開発され、いわゆる日本車離れした雰囲気を持つトヨタ・アベンシス。2011年より現行モデルの日本導入が行なわれている。
4月16日から発売されるというマイナーチェンジとグレード追加の内容は以下の通り。
【マイナーチェンジにおける主要変更点】
▽ フロントビューは、LEDクリアランスランプ(車幅灯)を追加したヘッドランプ、中央部の押し出しを強めたフロントグリルとフロントバンパー、開口部を強調したフロントロアグリルなどにより、一段と精悍でダイナミックに進化
▽ インテリアでは、シート表皮柄の変更および、ドアグリップ、サイドレジスター(両サイドの空調吹き出し口)、センタークラスター、ドアスイッチベースに、加飾の追加や変更を施すことで質感をさらに向上【上級グレード Liの主な特長】
▽ エクステリアでは、フロントフォグランプと17インチのタイヤ&ホイールを専用装備
▽ インテリアでは、アルカンターラ®+本革の専用シート表皮を採用。また、センタークラスターおよびドアスイッチベースに木目調加飾を採用
▽ 運転席電動ランバーサポートやクルーズコントロールなどを専用装備とし、利便性や機能性を向上
トヨタ車といっても、その生産地はイギリス・バーナストン工場。欧州テイストを色濃く感じるというのも当然の、欧州育ちのステーションワゴンだ。
今回のマイナーチェンジでの注目点は『LEDクリアランスランプ(車幅灯)を追加したヘッドランプ』。これによって、より現代的なフロントフェイスへと進化している。
エンジンは2.0L、駆動方式はFF、ミッションはCVTのみというシンプルなラインナップ。
メーカー希望小売価格は従来からあるXiが250万円、追加されたLiが275万円となっている。
(山本晋也)