初音ミクBMWは2台体制、同じ仕様のマシンのはずが・・・【グッドスマイルレーシング スーパーGT参戦発表】

今年の初音ミクBMWは2台体制。MY11仕様ということですが、4号車は昨年のチャピオンマシンであるMY10仕様をアップデイトしてMY11に、ということです。

しかし、同じ仕様のはずの4号車、エアロの形状も横幅も違う。よく見ると昨年のエアロのままじゃないですか、なんて見渡してみてビックリ!

シートが2つある!?

どういうことなんですか?エントラント代表であるStudie.AGの鈴木社長に聞いてみました。
「本物の4号車はアップデイト作業中でドイツに送っているんですよ。だからデモカーにカラーリングを施して発表会用に持ってきたんです」

なんと、アップデイト作業はドイツ本国で行われているのです。

「エアロやトレッド、パドルシフトとか、何から何まで全てMY11になって戻ってきますよ。本当に同一使用になってきます」

もう、ほとんどリメイクの領域まで達するほどの大改修なようです。

ところでデモカーって、あれですか?

「そうですよ。あの丸裸だったやつ」

今度、4号車に化けたあのデモカーを詳細に見に行きます。なんせMY10の本物のエアロを被せてしまったデモカーですからね。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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