先週末、スバルのディーラーでセールスさんからBRZの熱い話を聞くことができたので、クルマ好き魂に火が付いてしまい、実はその足でトヨタのディーラーにも行ってしまいました。以前トヨタ86発表会で、トヨタのモリゾー社長や開発責任者の多田さんの熱いプレゼンを聞いていたので「トヨタもさぞや」と、期待感も大きかったからです。
トヨタディーラーに行って実感したのは客層の違いでした。皆さん、ハイブリッド車を買いに来ているのがよくわかります。またセールスさんも「ファミリー専門」という感じで、トヨタ86について聞くと、仮カタログに書いてある内容を簡単に説明してくれるだけでした。正直、不完全燃焼だったため、もう一店舗違う系列のディーラーにも行きましたが、こちらもエコとハイブリッドムードに満いて、セールスさんも似たような対応でした。
トヨタが「AREA86」というスポーツカー販売拠点を設置するのは、お客対応だけでなく、ひょっとすると近隣の販売店を支援する目論見があるかもしれませんね。販売最前線を回った感じは、トヨタは「トップは熱いが、営業はエコで手一杯」、スバルは「トップはクールだけど、営業が熱い」という感じで、全く対照的な印象を受けました。
「トヨタ86」と「スバルBRZ」は双子の兄弟車ながら、これからの育ち方は全く違うかもしれませんね。それぞれ戦略や文化を反映して、個性豊かに育って欲しいと思います。
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(拓波幸としひろ)