箱スカの痛車はSHOW CARスペック【DAME SONIC!2012】

こちらも痛車イベントではかなりお馴染みになった箱スカワークス仕様。

箱スカGT-Rのレーシングラインでグラフィックをデザインしたのはアートファクトリーです。

箱スカにピンクを合わせてきているところが意外性のある仕上がり。

こういう、一見目立たないところにキャラを入れてくる遊び心が秀逸です。

そして内装はオーナーさんのこだわりが効いています。センターコンソールボックスやドアハンドルにカーボンシートでピンクのアクセント。

ダッシュボード周りもピンクアクセントを配していますが、もっと凄いのがステアリング。ナルディのステッチもピンクに!

アンプとウーハーのためにシートを潰したリアスペースには作品のイメージボードが並びます。

そしてエンジンまでもドレスアップ。L28型エンジンは3連ソレックス。無駄な補機は全部剥ぎ取り、配管と配線が整然と並びます。今後はバッテリーもトランクに移設して更なるシンプルを目指すとのこと。

旧車で作成した痛車を徹底的に見せる方向でブラッシュアップを重ねていく、まさにSHOW CARを目指した痛車です。

ちなみに【DAME SONIC!2012】では特別賞を受賞しています。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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