走行中にエンジンまで切って予選通過の痛車デミオ、決勝編【富士チャンピオンレース 2011

痛車デミオ
痛車デミオ

予選6位で通過した痛車デミオ。
CVTの油温上昇によるレブリミッターの解除のために走行中にエンジンを切る、と言う荒業まで駆使しての 予選順位です。

痛車デミオ
痛車デミオ

決勝前はひたすらCVTを冷やしています。

痛車デミオ
痛車デミオ

その甲斐あって、決勝グリッドにならんだ痛車デミオ。エントリー10台中、リタイアなどもあり決勝に進んだのは8台となりました。

痛車デミオ
痛車デミオ

スタートではきれいにキマり、1台パスしてもう一台、というところまで攻めていたのですが、やはり油温上昇には勝てず、6位キープのままレースは進みます。

痛車デミオ
痛車デミオ

そして8周でチェッカー。順位は6位のままチェッカーをくぐりました。

デミオの首位争い
デミオの首位争い

ではデミオのトップクラスはどうなのかというと、常に抜きつ抜かれつのサイドバイサイド。毎回順位が変わるほどの熱いバトル!見応えあります。

痛車デミオ
痛車デミオ

デミオカップのミッション内訳を見るとトップ2はマニュアル、3位、4位はCVTとなっていてそのタイム差はあまり大きくはないのです。上位のCVTはオイルクーラーをエンジンとミッションの両方につけ、ミッションオイルはNUTECのCVT専用対策オイル。このあたりの熱対策を見習えば痛車デミオも上位争いに食い込めるだろうと考えます。

次戦もがんばって欲しいものです。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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