86(ハチロク)のライバルといえば……シビッククーペに乗りたい!

ライバルの存在は、スポーツカーを磨くには欠かせません。

 

かつて、AE86レビン/トレノの時代には、レースシーンからストリートまでホンダ・シビックという最強のライバルが存在。その切磋琢磨により、おたがいの価値を上げてきたという背景があります。

 

しかし、現在ではシビックは日本市場から消失している状態。先日、発表された欧州仕様も5ドアハッチバックだけのラインナップとなってしまっています。

 

とはいえ北米仕様のシビックには、ハチロクのライバルとして相応しいモデルがあり。

2ドアクーペの上級グレードといえる「Siクーペ」はシビック史上最大排気量となる2.4LのK24A型4気筒DOHCエンジンを搭載、組み合わされるのは6速MT。その最高出力は201馬力といいますから、パワー的にもハチロクのライバルとして相応しいもの。

 

FFのシビック VS. FRのハチロクという構図も、1980年代のレースシーンを思い起こさせ、懐かしいと感じるオールドファンも少なくないのでは?

 

そんなUSシビック、すでに数カ所で並行輸入を計画しているという話が聞こえてきます。

 

たとえば、ホンダディーラーのホンダカーズ野崎では昨秋から計画を進めているとか。すでに国内に持ち込まれ、排ガス検査なども受けているということ。

 

ハチロクに対抗するには、あまりに少数派でしょうが、ホンダファンならUSシビックでライバルとしての存在感をアピールするというのはいかが? もう、しばらくすると具体的な情報も出てきそうですよ!

 

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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