クルマは軽い方が燃費は良いわけで、中でも稼働備品は軽いにこしたことはありません。
秋山製作所の中空構造シャフトは、従来品の3.25kgから1.55kgと軽量仕上げられており、非常に軽いのが特徴です。
しかも従来であれば中実材からの切削加工によって削り出すシャフトを、中実材と中空構造材を摩擦圧接することによって約45%の軽量化を実現しています。精度も非常に高く、接合位置精度0.1mm以下。そのため高回転でも振動が発生しないうえ、モーターなどの大トルクにも耐えられます。
EV用のモーターシャフトとして使えば、モーター中心の重量を軽くすることができますし、慣性も抑えられることから、応答性の向上も期待できます。
こうした技術が日本の製造業の底力なのですね。がんばれニッポンの物作り!
秋山製作所のサイトはコチラ
(佐藤みきお)