渡辺大輔 
東京モーターショーでの記憶も新しいホンダのコンセプトバイク“MOTOR COMPO（モーターコンポ）”。
モトコンポ復活！ って 一部マニアの間だで話題に登ったとか、登らなかったとか。
そんなマニアに贈る ために（!?）作られたかは定かじゃないけど元祖モトコンポ（べつに次世代はないけど…）のＥＶコンバージョンが密かに製作されていたっていうからちょっと紹介してみます。
製作したのは兵庫県にあるコウメイという会社。
電動スクーター“レコロ”を製造・販売する傍ら、バイクはもちろん、クルマだってジャンクをＥＶに作り替えちゃうって エコカンパニーです。
ノーマルじゃクソみたいに走らないモトコンポですが、元凶となるエンジンはポイ。
代わりに定格600wのトルク型インホイールモーターを搭載したってことで最高速度は“ラクショー”で40km/hにまでパワーアップしちゃってます。
もちろん、スピード型のモーターに変えれば50km/h以上だって可能な上、1000wオーバーのモーターを組んじゃえば原付枠こそ越えちゃうけど、アホかって走りも可能だったりします。
が、こんなショートホイールベースの車体なだけにムリは禁物 ですね。
ちなみにベースのモトコンポは、排気量49ccの2ストエンジンを搭載してますが、最高出力はたったの2.5ps。
同世代のホンダ・ニュータクトの4psと比較してもかなり低い数値です。その数値にも表れるように、がんばって30km/h、壊れるのを覚悟で40km/h というのが精一杯のパフォーマンス。
所詮はシティのオマケって思われちゃうような原付ですから…。
エンジン積み替えが定番カスタムのモトコンポだけど、EV化でMoreパワー＆エコ度アップといいことずくめってわけなんです。
この動画でグッときたアナタ！
クルマ業界じゃモーターショーのＥＶラッシュに続きオートサロンでもＥＶコンバージョン が続々出てきましたし古いモノ好き、ジャンク好きの趣味と実用を兼ねてこんなＥＶコンバージョンの製作ってのも楽しそ～じゃないですか？
（渡辺大輔）
