今シーズンからD1グランプリに復帰することを東京オートサロンで発表したHKSが、そのプロモーションビデオを公開。
そのなかで、D1マシンとなるトヨタ・ハチロクの開発風景の一部が公開されていますが、なんといっても気になるのはノーマルのパワーチェックをしていること。
チューニングの前に、素のハチロクをパワーチェック!
現時点で、ハチロク/BRZの専用エンジンといえるFA20型水平対向エンジンの実力はいかに?
はたして、その結果は?
5速計測:172ps
4速計測:169ps
ハチロクの搭載するアイシン製6速MTは5速が直結ギアということを考慮すると、5速での測定値が通常の測り方に近く、つまりハチロクのシャーシダイナモ測定値は172psと考えてよさそう。
ただし、シャーシダイナモ測定は様々な条件に応じた補正値を入れるものですが、今回の数値がどのような補正の結果なのか、そのあたりがはっきりしていない段階では、この数字を評価してしまうのは早計。
ですが、ともかくタイヤでローラーを回すシャーシダイナモで172psというのは、エンジンのネット出力が200psというカタログスペックに対して、適切な数字のように考えてよいのでは? それとも期待はずれですか?
(山本晋也)