えっ、そんなに入れちゃっていいの?  アルトエコのタイヤが凄いことになっていた

30.2km/Lという純ガソリン車トップの燃費を誇るアルトエコ。

普通のアルトに対して20kgも軽量化しているとか、車高も15㎜落としているとか、シートだって軽量化のため新設計とか、興味深いポイントはいくつもあるのですが、タイヤも凄いことになっちゃっているんです。

まあ、見た目は普通なんてすが……

 

空気圧が……

なんと、280kPa(=2.8キロ)!!

タイヤの空気圧を高めるほど抵抗が減って燃費がよくなるという理屈はわかっていますが……ここまで高めるとは!! これにはインド人だってビックリ(のはず)。

ちなみに普通に見えるタイヤも、高い空気圧に耐える専用設計。

こんなにも空気圧が高いとさぞかし車体が跳ねて乗り心地が悪い……と思いきや、それがぜんぜん悪くないんです。これがスズキマジックってやつですか?

(工藤貴宏)

 

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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