市販車と近いマシンで争われるニュルブルクリンク24時間耐久レース。その過酷なレースで2011年に念願のクラス(SP3T)優勝を遂げたスバルWRX STIは、今年はS206ベースで参戦することが発表されました。
2010年までは5ドア、そして2011年は4ドアセダンのtSをベースに、長年ニュルに参戦してきたスバル&STIですが、昨年の優勝をまぐれといわせないために今年は連覇をねらいに行きます。
マシンは当然進化しており、昨年型よりも軽量化が施されて戦闘力もアップ。当然、昨年ポールを獲得した地元アウディTT Sなどのライバル勢も進化を果たしているでしょうが、連覇に向けての意気込みが伝わってきました。
ドライバーラインナップは昨年と変わらず、吉田寿博、佐々木孝太、マルセル・エンゲルス、カルロ・バンダムの4名で、監督はもちろん辰己英治です(敬称略)。
そしてこれまた昨年同様にVLNシリーズ(ニュルの耐久レースシリーズ)に参戦の後、24時間耐久レースに臨みます。
スバルといえばレースやラリーなどに参戦し、そのフィードバックでクルマを進化させてきただけに、結果はもちろん次のSTIモデルにも期待が広がります。
そうそうみなさん、今年のマシンは青ですよ、青!
(佐藤みきお)