東京モーターショーで確信。セレナハイブリッドの登場は近い。もしかしてエルグランドにも?

現行セレナが登場するときにウワサになっていた「セレナハイブリッド」。しかし、セレナ登場から1年半が経つのにいまだに発売されませんよね。

もしかしてガセネタだったのか? とも思いはじめていた僕ですが、東京モーターショーで確信しました。やっぱり発売されます。それも近いうちに。

確信した理由は東京モーターショーの日産ブース……ではなく、ジャトコというトランスミッションメーカーのブース。「新開発FFハイブリッド用トランスミッション」という意味深な展示があったのです。

 

ポイントは、ハイブリッド用と明記していること。説明パネルによると1モーター2クラッチを内蔵したCVTで、走行中にエンジンを切り離すこともできるシステムのようです。つまり、FRであるフーガハイブリッド用のシステムをFF用にしたものですね。

ところが、このシステムを採用しているFFハイブリッドは現在のところないわけで、すなわち日産から近いうちにFFハイブリッド車が登場することを意味しているわけです。

「どのクルマに積むんですか?」と説明員に聞いてみたところ、「怒られちゃうんでナイショです」との返答。しかし「こうやって発表している以上、それほど先のことではありませんよ」とのこと。そして「想定される排気量は2L~3.5L」だとか。

えっ、3.5L??
もしかしてエルグランドにもハイブリッドが追加される?

(工藤貴宏)

 

 

 

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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