APRCチャンプマシンも発見!【痛車全日本ラリー】プロトン サトリア・ネオ 詳細撮影その6

 

詳細撮影でお届けしているCJRTプロトン サトリア・ネオ Gr.Nラリーカー。

なんだかんだ言っても、一番の特徴はこの「高崎くす子」の痛車仕様ですね。

来年度はくす子タンのイラストも一新するそうなので、今回のイラストはこれが見納めかもしれません。

そういえば、CJRTプロトン サトリア・ネオ Gr.Nラリーカーのリアエンドに気になるエンブレムを見つけました。

ハンドリング バイ ロータス!プロトンはロータスの親会社なので市販モデルの足回りはロータスに開発を依頼しているとのこと。

市販モデル、ノーマルのベースカーも乗ってはかなり面白い。アクセルで向きを変えるタイプの乗り味は痛快そのものです。

一通り取材を終えるとCUSCOの開発工場周辺はもう真っ暗。その闇の中で別のサトリア・ネオを発見!

これはアジアパシフィックラリーシリーズに出場していたCUSUCOワークスの番場彬選手のマシンではないか!

番場彬選手はこのサトリア・ネオでアジアパシフィックラリーシリーズのジュニアクラスでシリーズチャンピオンを獲得。GT300チャピオン、初音ミクBMWの番場琢選手の弟さんです。

そのチャンプマシンを見ることができるとは感激!ちなみにGr.N規定のマシンですから全日本仕様との違いはマフラーぐらいだそうです。でも、ホイールなどセッティングレベルの違いはかなりありそうですね。

もう一台、CUSCOワークスのサトリア・ネオを発見。こちらは舗装路をメインにセッティングされた全日本ターマック仕様。車高がだいぶ落とされています。

実はかなりの数のラリー車を製作しているのですね。

ノーマルのサトリア・ネオは国土交通省の型式認定取得後、いよいよ来年のオートサロンのプロトンブースで正式に発表される予定です。生くす子タンともども楽しみですね。

 

次回の詳細撮影はいよいよラリーカーのインプレッション。お楽しみに

(北森涼介)

 

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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