大人の雰囲気を目指した 新型スイフトスポーツも乗るならやっぱりMT

先代スイフトスポーツはホットハッチらしい、じゃじゃ馬な雰囲気の佇まいや走りが魅力でしたが、新型はより大人らしさや内・外装や走りに質感の高さを付加させたそうです。でも乗ってみると、FFホットハッチでは最上のハンドリングはやっぱり最高にFUNなのはうれしい限りです。

 

 

「アグレッシブかつ高品位なデザイン」により2011年グッドデザイン賞を獲得したスタイリング。今回の生産工場では当初、チャンピオンイエローの生産は無理といわれたが、スイフトスポーツの訴求カラーとして何とか実現したという

スイフトスポーツを買う人は、MTの指名買いが大半でしょう。先代も約7割がMTで、男性客が7〜8割くらいだったと聞けば、新型も当然そうなるはずです。

 

 

6MT車はCVT車よりも約7万円安く手に入る。CVTはステアリング操作に集中するため、フロアシフトでのマニュアル操作はできず、パドルシフトでのみマニュアル感覚のシフトチェンジが可能

5速から6速にアップデートされたMTのシフトフィーリングは、カッチリしていてでも軽く変速できます。クラッチも軽すぎず重すぎず、ミートもしやすく、しかもトルクフルになったエンジンの恩恵もあり、久々にMTに乗ってみるか! と思わせる仕上がりです。気になった方、ディーラーに試乗に行ってみませんか。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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