純正キーレスに連動してUS感をアップするサウンドユニット!
ドアをロック/アンロックした時に純正の電子音だともの足りなさを感じませんか? そんなあなたにピッタリのサウンドクリエイターがこれ。英語フレーズやアメリカンなサウンドでUS感をアップしてくれますよ。
所要時間1〜2時間 難易度★★★☆☆
MIYAMAサウンドクリエイター
(用意する工具)
内装剥がし/ラチェット/プラスドライバー/ニッパー/ペンチ/カッター/ビニールテープ/タイラップ/針金/シリコンオフ
<STEP1>
①
エンジンルームでスピーカーを設置できる場所を探しましょう。今回のベース車40ソアラではエンジン上にステー利用できる部分を発見。そこに1つを設置します。
②
もう1つのスピーカーはエンジン右下のボックス横に。シリコンオフで脱脂した後、付属の両面テープで設置します。
③
両面テープで設置した方は、脱落防止のため配線をタイラップで近くのチューブに固定しましょう。配線を下側に隠すのが達人ならではのワザです。
④
エンジンルーム右側のカバーを外すと車内への送電線がありますので、それにタイラップを使ってスピーカー配線を結束します。
⑤
送電線が車内に入る部分はゴム弁でキツく締められていますので、カッターで切れ目を入れ、配線が通せる隙間を確保します。
⑥
用意していた針金を切れ目から車内に通します。車内側へはグローブボックス下のパネルを外せば貫通させられます。
⑦
針金に配線をテープで付け、後は車内側から慎重に引っ張りましょう。針金が通し針となって配線を導いてくれます。
⑧
最後に針金から配線を外せば、ご覧の通り。簡単にスピーカー配線2本を車内に通すことができちゃいました。
<STEP2>
①
まずはスイッチパネル部分を抜き取ります。内装剥がしが当たる部分を養生するのが達人のコダワリ。同時にコネクターも抜いておきましょう。
②
次はシフトゲートまわりです。ここも内装剥がしを使えば簡単に外すことができます。もちろんコネクターをすべて抜いておきましょう。
③
次はオーディオユニットです。ナットで固定されているので、ラチェットを使って外します。コネクターを抜いてから引き出します。
④
本体に繋ぐ常時電源とアクセサリー回線を探しましょう。製品に付属する検電テスターを使って回線をチェックします。
⑤
ドアロック信号(右)、電源(中央)、本体(左)の三方向に配線を単純化させるため、青/白、赤/桃/アースをそれぞれビニールテープでまとめます。
⑥
常時電顕に繋ぐ赤と、アクセサリーに繋ぐ桃の配線に、付属の配線タップを装着します。ペンチを使ってしっかりかませましょう。
⑦
先ほど確認した常時電源とアクセサリーに接続させます。アースはオーディオユニットのステーのナットにかませて取ります。
⑧
STEP1で車内に通したスピーカー配線をセンターコンソールの隙間に通します。配線は視認できないようにパネルの裏側に隠しましょう。
⑨
電源とスピーカー配線のコネクターを本体に差し込みます。この時点でスピーカーにちゃんと電気が通っているか確認しましょう。
⑩
ドアロック信号に繋ぐ配線もスピーカー配線と同じく、ドライバーシート側のセンターコンソールの隙間に通しておきましょう。
⑪
配線はセンターコンソール内でしっかりまとめておきましょう。ただでさえ配線だらけなので、こうしておけば後で確認する時に楽です。
⑫
付属の両面テープで本体をセンターコンソール内に固定します。最初に取り外したオーディオユニットなども元に戻しましょう。
<STEP3>
①
次は、ハンドル下のアンダーパネル内にアクセスするために、ドライバーズシートのスカッフプレートを外しましょう。
②
ラチェットを使ってアンダーパネルを外します。トランクや給油口、ボンネットのスイッチなどがありますので、外す際は慎重に。
③
今度はドアパネルです。ドアノブ裏、右端、スピーカー下にネジ留め箇所があるので、ドライバーを使って外します。
④
ウィンドウなどの操作パネルは内装剥がしを使用し、ゆっくりドアパネルを取り外します。コネクター類は忘れずに抜いておきましょう。
⑤
今回の40ソアラなど、昨今のハイテク車はドアパネル内に制御ユニットがあるので、パネルを外す必要があります。検電テスターを使って、ロック/アンロックしたときに一瞬だけ光る回線を探しましょう。
⑥
制御ユニットがドアパネル内にある40ソアラには延長配線が必要なため、スピーカーを一度取り外します。
⑦
ボディからドアに送電線が通る部分をラチェットで外し、延長配線も一緒に通します。
⑧
延長配線に配線タップを装着させ、先ほど検電チェッカーで確認した回線に割り込ませて接続します。
⑨
あとは車内に通した延長配線と、ドアのロック/アンロックを繋ぐ配線をギボシで繋ぎ、ビニールテープで補強します。これらの配線をアンダーパネルに隠し、外したパネル類をすべて元に戻したら完了です。
完成!
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取材協力=J-LUG
(増田真一)