鈴木ケンイチ 
今年の「The 42nd 東京モーターショー」に、僕はほぼ皆勤賞のように通っています。なぜなら、僕も所属するAJAJ（日本自動車ジャーナリスト協会）がショーを盛り上げるために、会を挙げて協力しているからです。
まず前半となる12月２日から6日には「プロの運転による乗用車試乗会」があり、AJAJのメンバーが試乗車のドライバーを担当しました。国内外20ブランドの自動車メーカーが36台の試乗車を用意。クルマは「SLS AMG」や「ポルシェ911ターボ」などのハイパフォーマンスカーから、「日産リーフ」や「i-MiEV」などのEV、発表されたばかりの新型「スバル・インプレッサ」など話題のクルマばかり。
そのクルマでもって、会場内に設定された特設コースを来場者を横に乗せて走るのです。１回の試乗は１分弱でしたが、その分、たくさんの方に体験をしてもらうことができました。結果、５日間で累計5000組の方に同乗していただきました。たぶん、人数だと１万人くらいは乗っているんではないでしょうか。なんでもギネス級の数らしいですよ。
当日受付による無料試乗で、ハイパフォーマンスカーの加速やEVの走り、新型モデルの特徴などを感じていただき、みなさん本当に喜んでいただけたと思います。
また、後半となる12月5日から9日は「自動車ジャーナリスト（AJAJ）と巡る東京モーターショー」というガイドツアーを実施。こちらは事前登録の有料ツアーです。前売り券プラス700円という価格で、５日間で計1000組を販売。前売りのみの販売でしたが、ほぼ売り切れになりました。
１組10名２時間のツアーに対して、AJAJのメンバーが１～３名がアテンドします。ガイドするメンバーによって、「話題のクルマを中心に」「コンセプトカー中心」「スポーツカー中心」「エコカー中心」のように内容が異なっているのがユニークなところ。
メンバーそれぞれが持っている独自の情報が聞けるということで、かなり個性豊かな内容が楽しめたはず。また、AJAJメンバーのコネクションを使って、自動車メーカーの広報さんにお願いして、ガイドツアー参加者だけのプレゼントも用意しました。たとえば、展示車のあるステージに上がって間近でショーカーを撮影できたり…なんてことですね。これも大いに喜んでいただけました。
今回のモーターショーにおけるAJAJ関連のイベントは終了してしまいましたが、２年後となる次回のモーターショーでも、同じようなイベントが実施されると思います。ひと味違ったモーターショーを楽しみたいという方にオススメしたいと思いますよ。
AJAJ（日本自動車ジャーナリスト協会）のサイトはこちら＞＞http://www.ajaj.gr.jp/
＜鈴木ケンイチ＞
